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漫画を実写化して成功した作品について

漫画作品を実写化する動きが近年加速度的に行われています、映画オリジナルの作品が減少する中で色々と利権があるのでしょうが賛否両論をあちこちで巻き起こしている。そんな中でも過去には大ヒットを記録した実写化も存在する。このサイトはそんな成功した漫画作品の実写化例を取り上げていきます。

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作品概要

あらすじ

北海道にある北幌高校に入学した黒沼爽子は、長い黒髪だったこともあって周囲から『貞子』という愛称で恐れられていた。そのためクラスでも馴染めずにいる中で、彼女はクラスの人気者として明るく爽やかな男子生徒である風早翔太に憧れている。ある時、風早と話すきっかけが出来たことで彼に自身の悩みを相談したことで、後に親友となる矢野あやねと吉田千鶴といった友達に加え、風早翔太の友人でもある真田龍らを中心にクラスで楽しい時間が流れていった。

そんな中で爽子は段々と風早に対して憧れ以上の感情、恋心を抱くようになる。それは風早も同じ、ただ彼は入学時に彼女が見せた柔和な笑顔を見た時からずっと彼女に人知れず恋心を隠し続けていた。二人の恋を中心に、ある高校生たちの青春群像劇が開幕となります。

最初から

今作に登場する主人公である爽子、愛称からいきなり井戸から『く~る~、きっと来る~♪』と最近別のホラー作品キャラと対決する映画が公開されて話題を博したキャラクターに似ているとなっている。色々平気なのだろうかと思いましたが普通に使われていたので何の問題もなかったのだろうと片付けておきます。兎にも角にも、見た目の様子からどうしてもクラスで友人が中々出来ない状況には、本人もなんとかしたいと思っていた。

ただ好きっていいなよ。 のめいとは違い、彼女の根っこはなにかトラウマがあるわけでもなく、どこにでもいる少女だった。前向きで努力家、それは学年成績が常に上位へ入るほどの成績優秀者となるほどに。優等生として見られている一方で、物静かな性格と見た目が自身の願望とは真逆の展開になることを悔やむ姿がヤキモキさせられる。そんな彼女が入学当初から、風早みたいな爽やかな人になりたいと思いつつ、憧れを抱いていた。

そんな風早は風早で、誰にでも等しく接する中で爽子と偶然出来た二人だけの時間を心地よく感じるとともに、独占しているという思いに満たされる。それもそうだ、爽子が明確に恋愛感情を抱く以前から彼女への恋心を持っていたため、みんなと仲良くなりたいと相談してきた爽子を好意以上に喜んでいたのは、彼本人だ。

原作ではそんな風早が爽子に翻弄されながらも、時に近づいたと思いきや遠くなる恋愛風景にどれほどの読者がヤキモキさせられたことか。

爽子と風早だけでなく

また原作では主人公たちの恋愛劇だけでなく、彼らを中心とした周りで繰り広げられる恋愛にも注目が集まっていた。中でも千鶴と龍の関係である。二人は昔から隣同士とだけあって仲が良かったが、それ以上に龍は千鶴への想いは友情ではなく恋愛に変化していた。ただ千鶴は龍を幼なじみとしか見ておらず、龍から告白された際にはそれを受け入れる事が出来ず、突き放してしまった。

そのせいか、二人の仲は一旦こじれてしまったかのように見えて、爽子・あやね・風早の三人は二人を心配します。やがて千鶴が龍に思いの丈を告白されたことで、今まで1人の異性として見てこなかったが、様々なイベントを挟んで長年に渡る思いを二人は半年近くの時間を開けて通じ合わせるのだった。

その後は付き合っているような描写があるものの、明確にそうだと表現する場面がないことからどこか不安に感じさせる瞬間がある。幼なじみから続く関係の先の告白劇、少女漫画では良くありがちな展開だ。

あちこちで純愛、時にアレ

爽子と風早の関係もそうだが、何だかんだで一番純愛すぎるのが千鶴と龍の二人ではないのかと思ったこともない。風早も入学当初から爽子の魅力に惹かれていたわけだが、彼女が彼の行為に気づくまでだいぶ時間がかかっている。今作では男性よりも女性のほうが恋愛ごとに疎く、翻弄させられるのが男性側というのも面白い。

ただ爽子と風早との間が度々拗れることもあったが、その原因を作り出していた『三浦健人』の存在が時折なんとかしてくれと言わんばかりに、奇行を働かせていた。そのせいで二人が仲違いする一歩手前までいきそうになるなど、かのカエサルも驚きの扇動スキルを所持しているのです。

最終的にはきちんと思いが通じあったので、落ち着くところに落ち着いて良かったと誰もが思ったことでしょう。