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花ざかりの君たちへ

漫画を実写化して成功した作品について

漫画作品を実写化する動きが近年加速度的に行われています、映画オリジナルの作品が減少する中で色々と利権があるのでしょうが賛否両論をあちこちで巻き起こしている。そんな中でも過去には大ヒットを記録した実写化も存在する。このサイトはそんな成功した漫画作品の実写化例を取り上げていきます。

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作品概要

あらすじ

芦屋瑞稀はアメリカに住んでいたが、高飛び選手としてその名が知られている佐野泉に会いたいがため、性別を偽って男装し、彼が在学する男子校へと入学をした。女性であることを知られてはいけない中で、瑞稀は偶然にも佐野泉と寮で相部屋となる。ただ彼女は自身の性別を隠しているせいもあって、男子校特有の雰囲気に馴染めず波乱万丈な生活が繰り広げられて、目の前の現実を受け止めきれずパニックに陥りながらも楽しく過ごしていた。

ただ彼女にとって予想外だったのは、憧れていた佐野がいつのまにか高飛び選手としての地位を捨てていたという事実。憧れていた人がもう一度飛べるよう、そして自分の願望を叶えようといった思いを旨に瑞稀の時に空回りな行動に翻弄されながらも、彼女に後押しされる泉は段々と彼女に惹かれていくのだった。

男子校事情、時々禁断の扉

今作は憧れの走り幅跳びの選手に会いたいがために主人公である女性が男子校へと編入するという展開だ。まずどこから突っ込もうかと言いたくなるが、そもそも入学時に気づかなかったのかと問いかけたくなる。生徒の素性を出された資料だけで判断していたにしては、少々おざなりすぎるのではと言いたくなります。ただ瑞稀はアメリカからの帰国子女だけあって、日本にステータスを記載した資料がなければ、提出されたもので判断するしかないかもしれません。

瑞希は佐野泉に会いたいがために男装して入学し、同室になれたことも喜びはつかの間だった。憧れの人は競技人生から身を退いていた上、姉弟に男がいたとはいえ、男だけの環境で繰り広げられる濃厚な展開に女性である瑞稀はついていくのでやっとだった。ただそれでも泉にまた競技に生きて欲しいという後押しをしていきます。

その中で保健室の教諭で同性愛者の北斗から援護をもらいながら前に進みます。しかし北斗の性的な奔放さには度々瑞稀も翻弄され、実際にそういった生々しい現場に立ち会ったこともあるという。男子校が嫌われる偏見にある、同性愛者がいるかもしれないという恐怖心が得てあたっているかのような表現が見られることもある。

中でも主要登場人物の1人で、瑞稀とも仲がいい中津に至っては瑞稀に恋したせいで自分が同性愛者ではないのかという悩みにすら苛まれてしまう。それを考えたら、一番瑞稀に翻弄されたのは彼かもしれませんね。

クオリティの高さから

そんな花ざかりの君たちへ、ドラマ化したことによる人気は目に見えて明らかだった。全12話+スペシャル番組を含めて平均視聴率は『18%前後』となっているので、とても評判が良かったのが見て取れる。

最初のほうこそ視聴率は16%前後を行ったり来たりしていたものの、物語が後半になるにつれて上昇するという現象が見られる。

ヒットしたことで

今作のヒットには、やはり再現度の高い登場人物をキャスティングしたことが成功の一例だろう。原作こそ知らないという人は多い、君に届けのように万人受けするような作品ではないものの、イケメンたちの中に囲まれた夢の様な生活をしてみたいと思ったりする人もいるでしょう。ただ基本自分も男として振る舞わなくてはならないため、恋愛関係になるという事はありえないことを念頭に入れているかと言われたら、難しいところだろう。

非現実的な世界観ではあるが、作品としての面白さに関しては概ね良好といえる。