背景

好きっていいなよ。

漫画を実写化して成功した作品について

漫画作品を実写化する動きが近年加速度的に行われています、映画オリジナルの作品が減少する中で色々と利権があるのでしょうが賛否両論をあちこちで巻き起こしている。そんな中でも過去には大ヒットを記録した実写化も存在する。このサイトはそんな成功した漫画作品の実写化例を取り上げていきます。

背景

頼むからマジでやめてくれ、とは裏腹に

ここ最近萎えることがあります、オタクとして。本当、何でもかんでも無謀に挑戦すればいいってもんじゃないんですよと突っ込みたいところだが、そうしたところで既にプロジェクトが動いてしまっているので、やりようがなかった。何の話をしているのかというと、漫画作品を実写化するという話についてです。これまで公開された作品の中では、宣伝上では『確実に大ヒットする! 興行収入100億は確実だ!!』などと謳われながらも、一体どれほどの作品が憂き目にあったことか。実写映画になれば話題性は生まれます、しかし再現するにしても再現しきれない場合もある。

例えば某錬金術をテーマにした作品にしても、そもそも日本人じゃない登場人物を日本人が演じる時点でおかしい。例えば某侍漫画だけどやっていることは基本フリーダムジャスティスとは名ばかりの暴走漫画にしても、再現するには些か放送倫理的な問題を多数孕んでしまっている。それらをクリアしているようで、結局は役者がコスプレして再現不可能な世界観でわちゃわちゃしているだけとしか見えなくなってしまうのが目に見えていた。ただ後者の作品は原作者曰く、『失敗してもいいから見てみたいという始末』だからそれすらもプラス要素に持ち込もうとしている、大物だ。

漫画作品の実写化には基本的に反対、そう捉えている人もいるでしょう。ただ中には『この作品だけは絶対に実写化するべきだ』と言われているものもある。ご存知だろうか、それこそ漫画が実写ドラマ、または映画となって大ヒットを記録する例もきちんとあるのです。筆者も実写化は絶対反対、というわけではない。するにしてもリアルに再現できる作品だけにすべきだと言いたいだけだ。

ここから紹介する実写化して成功した映画・ドラマにしても、ある作品によっては社会現象にまで発展したものもある。その1つとして、これは本当に良かったと言われている作品に『好きっていいなよ。』という作品が挙げられます。

作品概要

好きっていいなよ。 という作品についてですが、講談社刊行の雑誌である『デザート』にて現在も連載されている作品となります。分類的には少女漫画となっているので、よく知らないという人もいるだろう。業界関係者、あるいは自分の仕事に関係があるからという理由などがなければ店頭で見かける機会もないはずだ。ただ一部では熱狂的なファンを生み出している作品でもあり、実写映画化する上では話題を出したのも事実。

そんな今作について簡潔にあらすじを見てみよう。

あらすじ

橘めいは16年という人生において、きちんとした友人関係を築いてこなかった。小学生のころ、クラスメイトから理不尽な裏切りにあってから人間不信となり、誰も信じることが出来なかったのです。高校生になって入学してから1人孤独な時間を過ごしていたのだが、ある時セクハラされたと勘違いして学内で一番モテる男と噂されている黒沢大和に回し蹴りをいれてしまった。最悪の出会い方をした二人だったが、めいは距離を置く一方でこれまで自分のことをはっきり異性として見ない彼女に興味を惹かれた大和は彼女と交流を図る。

ある時、めいがアルバイト先の客にストーカー被害を受けていることを大和に相談した。その対策として帰り道をともにしてもらったが、それでもつけられてしまったことで大和が最終手段として彼女の唇を奪ってしまった。このことがきっかけでめいの頑なに閉ざされた心が少しずつ開かれると共に、大和を1人の男性として意識し始めるのだった。

面白さとして

今作における注目ポイントは、これまで経験してくるはずだったあらゆる感情を主人公かつヒロインの少女が、1人の男子生徒と邂逅することにより覚えていく様が描かれています。美しくも甘美な物語、という単語がこれほどまでに似合う作品もないでしょう。何せ主人公であるめいは本来なら、16歳になるまで知るはずだったことを知らずに育ってしまった。中でも誰かを好きになる、という事が出来ないのを子供のころにクラスメイトから裏切られた、というのは大きい。

そんなこと気にする者ではないという人もいるでしょうが、幼少期の経験ほど心の傷として残りやすいものだ。だからこそめいはもう誰のことも信じられないとまで追い込まれてしまい、物語開始当初は同年代の友達が出来るような状況ではなかったという。心ない生徒からは陰口も囁かれているなど度々そうした暴言が飛び交っていた。

そんな少女と邂逅するのが、少女漫画ではお決まりとも言える美少年の登場。これまた学内一とも噂されるその美男子はヒロインから蹴りをもらうという最悪の出会い方をしたわけですが、それが気になって交流しだしたと、少女漫画お得意の展開だ。

実写版でも

そんな好きっていいなよ。が実写映画化されました。公開されたのは2014年のこと、作品が2008年から連載スタートされてから6年後となっているので、それなりに速いペースと言えるかもしれません。内容については上述に紹介したあらすじに相違ないが、映画は時間的な制約がかけられているため本編全てを再現することは出来ませんでしたが、出来については実写化された中では高く評価されているほどだ。

ただ映画が公開される際、劇場でとり行われた舞台挨拶後に映写機が故障して上映できなくなったというトラブルに見舞われるという災難に見舞われたこともある。

原作・映画のヒットも

今作は原作はもちろん、アニメも放送されて映画も公開された。そのどれもが話題とともにヒットしていると言っていい作品だ。実写映画化するだけで賛否両論が起こりやすい作品がある一方では、今作は熱狂的な原作ファンから見てもこんなにおもしろい作品はないと言われるほどです。

事実、映画も興行収入11億円を超えていることを思えば、十分ヒットしたといえるレベルだ。